茅スタジオからのご案内
茅スタジオの夏は、10代の哲学対話とはじめてのカメラ教室を開催します。
今回のアーダコーダは10代による10代のための哲学対話。
はじめてのカメラ教室はゆったり時間をとって、光とあそぶ初級編。子どもから年配まで、どなたもご参加OKです。
こどもも大人も問い、聞き、考え、学ぶ夏です。
イベントレポート
ティーンによるティーンのためのアーダコーダ(10代の哲学対話)の、イベントレポートはこちら。
自由に発言して、いくらでも間違えてよくて、自分の意見を言って、人の意見を聞く。損得なく、上下なく、自由に考え哲学しよう。
今回のティーン向け哲学対話アーダコーダをひっぱってくれるのは、自らもティーンの増田有杜さん。10代による10代のための哲学対話・アーダコーダです。
●日時: 8月10日(水)14時〜17時半ごろ
前半: 10代の増田さんがファシリテートする、10代による10代のための哲学対話、アーダコーダ・ティーン
後半: おもしろ成人が2名加わり、みんなで哲学対話
●対象: 14〜19歳の方(中学3年〜大学1年ごろ)
●開催人数:7〜10名程度
●参加費: 500円(税込)/1名
●場所: 茅スタジオ
(東京都西東京市西原町5-3-28 パルシオ西原1-101)
●応募方法: 下の「アーダコーダ・ティーンの申し込み」ボタンを押すとGoogle Formが立ち上がります。そちらに必要事項ご記入の上お申し込みください。
ファシリテータ・増田有杜さんからのメッセージ
皆様初めまして、増田有杜と申します!
8月10日(水)に初めて対面での10代向けの哲学対話を行うことになりました。
最近の自分は、(コロナの流行の影響もあり)同年代の人達と意見を交わす機会に中々恵まれずにいます。特に、「生きる意味とは何か」「言葉のみを使って自分の気持ちを他人に伝えることなど不可能ではないのか」といったテーマについて話し合える人とは滅多に会えません。
僕のように、特定のテーマについて学校の同級生と語り合うという機会に恵まれないせいで不満を感じている、或いは、哲学的な話題に関して興味を抱いてはいるものの周囲に自分の関心を共有することに対して気恥ずかしさを抱いている中高生の方も多いのではないでしょうか?
そのような方々に同年代の若者と対話を交わす場、同じ分野に興味を抱く“有志”達と親睦を深める場を提供することを目的としています。
多数のご応募、お待ちしております!!
増田有杜
NPO法人こども哲学・おとな哲学アーダコーダ・インターン生。コロナ禍において若者が他者の価値観に触れる機会が減少している現状に危機感を抱き、高校在学中より中高生を対象とした哲学対話や輪読会を主催。オンライン哲学対話を中心に実施してきたが、最近では対面哲学対話にも挑戦中。今秋より米国コロンビア大学に進学予定。
アーダコーダとは。
特定非営利活動法人 こども哲学・おとな哲学 アーダコーダは、正解のない問いについてグループで考える哲学対話を社会の中で実践的に活用するためのスキルやプログラムを提供するNPO法人です。
こども哲学は、ニューヨーク市にあるコロンビア大学哲学科の教授だったマシュー・リップマンらが、1960年代末哲学的概念や要素を盛り込んだ自作のオリジナル小説を教材にしてこどもたちと哲学対話を行なったのがはじまりとされています。
哲学対話には「思考力教育」「市民性教育」「コミュニティ形成」 など様々な意義がありますが、アーダコーダでは参加したこどもたちが、一つの「問い」をめぐって 考えたこと・感じたことを述べあい、聞きあうことで、 考えを深め、お互いを理解できるようになること。そのための技術と、姿勢を身につけること。 このことをこども哲学の目的と定めています。
「Studying Philosophy(哲学を勉強する)」ではなく、「Doing Philosophy(哲学する)」。日々の暮らしや、今日の園や学校の中で思っていることを 「そもそも、これってこうなんじゃないかな」と ポロッと言ってみる。みんながどう思っているのか、一緒に考える。 これがひいてはこどもの生きる力になっていくと考えています。*
*1 NPO法人 こども哲学 おとな哲学アーダコーダ、『こども哲学ハンドブック』、アルパカ合同会社、2019年
皆さんのおうちにフィルムカメラはありますか?
フィルムカメラをはじめてみたいけど、いまいちカメラについてわからないし、マニュアルで操作するのが難しそうと感じてる方、
もしくは一眼レフデジタルカメラをマニュアルで、より楽しんで撮りたい方へ。
写真の基礎を知って、もっと写真と仲良くなろう!のための初心者むけカメラ教室です。
おしえる人: 中村紋子さん
●日時: 8月11日(木)山の日 10時〜14時半ごろ
●対象: 小学校4年生ごろ〜、大人は何歳でもOK!
●持ち物: フィルムカメラ/デジタルカメラ、フィルムカメラの人はフィルム(1本以上)、筆記用具、お弁当。
●場所: 茅スタジオ(東京都西東京市西原町5-3-28 パルシオ西原1-101) & もし天候がよければ、外での撮影も少し行うかもしれません。
●参加費: 3,500円(税込) *教科書付き
●参加方法: 下部の「はじめての写真教室に申し込む」ボタンを押し、必要事項を記入しメールしてください。
当日の流れ
AM10:00-11:30ごろ
写真の仕組みや絞り、シャッタースピード、感度の関係について。
カメラの各部の名前や用途、掃除の仕方についてなど。
基礎的なお話から始まり、いちばんの基本である、絞り/シャッタースピード/感度(ISO)との関係性を実践を交えて体得します。
ここが一番頭をつかいます!
PM13:00-14:30ごろ
こんな写真を撮りたいな!
オーバーとアンダーってなんだろう?
露出のおはなしと、広角、標準、望遠等のレンズのおはなし。
明るく撮ったり、暗く撮ったり、ぼかしたり、キリッと撮ったり。
写真は露出やレンズによっていろいろな撮り方ができます。
こういう写真を撮りたいな〜!という時の方法、つまり、オーバー、アンダー、ボケ、絞り優先、シャッタースピード優先など、それぞれの用途と使い分けのお話をします。
スタジオの中で撮影したり、当日の天候次第では外に出かけるかもしれません。
ここは実践、たのしむパートです!
皆さまのご参加、お待ちしております!
イラスト&カメラの写真: ©中村紋子