茅スタジオからのご案内
なにをはなしてもいいし、まちがえたっていい。
じぶんの意見を言って、ひとの意見をきく。
じゆうにかんがえ、てつがくしよう。
日時と対象年齢
2024年5月25日(土)
次回日程は6月29日(土)だよ!
午前の部(10時30分〜12時ごろ)
5〜6歳(年長)頃から、6〜7歳(小1)頃のお子さま
午後の部(14時〜15時半ごろ)
6〜7歳(小1)頃から、8〜9歳(小3)頃のお子さま
おはなしテーマ
じぶんたちで話したいテーマを決めます!
おとな哲学では毎回やっている「自分たちでテーマを決める」こと。
自分たちでテーマを決めて対話に入ることができてくると対話への没入度が上がってくる感覚があります。
こども哲学も回を重ね、慣れてきた様子が見られるようになってきたので前回テーマ決めからやってみたところ、これまでよりもぐんと対話に盛り上がりが見えてきました。
次回も引き続き、テーマ決めをやってみることから挑戦してみようと思います。
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はじめましての緊張をほぐすアイスブレイクは、その日参加してくれるメンバーの年齢層や様子を見ながら「かんがえる」につながりやすいミニ・レクリエーションをおこなっています。今回はどんな回になるでしょう。
おたのしみに!
料金
1,650円(税込) / 1名
*回数券ご利用時は 1,500円(税込)/1名
おやくそく
・たくさんしつもんをしよう。
・おもっていることは、なにをはなしてもいいよ。
・だれかかがはなしているときは、よくきこう。
ご予約方法
下記メールアドレスまで、必要事項をご記入のうえお申し込みください。
ご記入いただきたい項目:
・お名前
・ご住所
・ご参加予定のお子様のお名前と年齢
・ご連絡先(電話番号)
・お車でお越しの方はお知らせください*
*当日は予定時間の10分前までにスタジオにお越しくださいますようお願いいたします。
*スタジオの駐車場は2台ございます。満車の際は近隣の駐車場をご利用いただきますようお願いいたします。
読み物
これまでのこども哲学・イベントレポート
●「ルールってなんであるの?」(2024年3月)のイベントレポートはこちらから。
●「おとなってなんで怒るの?」(2023年12月)のイベントレポートはこちらから。
●「「やくそく」ってなんだ?」(2023年7月)のイベントレポートはこちらから。
●「「なまえ」ってなんだろう?」(2023年5月)のイベントレポートはこちらから。
●「けんかをしてもともだち?」(2023年1月)のイベントレポートはこちらから。
●「しあわせってなに?」(2022年2月)のイベントレポートはこちらから。
聞き物
哲学対話のあれこれについて、ファシリテータの割田美由紀さんとお話しました。内容は、
📝 なぜ哲学対話なのか
📝 こども哲学対話をなぜやっているか
📝 こども哲学対話の雰囲気
📝 こどもにとって哲学対話がどういうきっかけを生むか
📝 おとな哲学対話の雰囲気
📝 10代の哲学対話やりたいね
📝 ものを考えるということについて
📝 次回のこども哲学のテーマ
などについてです。アーダコーダの雰囲気を知りたい方、哲学対話って何だろう?と気になっている方に向けたお話です。
場所
ファシリテータ
割田 美由紀(わりた みゆき)
大学在学中に結婚出産。幼稚園小学校中学校受験、少年野球や高校野球のサポートなどの経験から子育てを通じて得る学びと感動を知る。子どもにまつわる学びを深めたいとスポーツ栄養学、アロママッサージ、タッチセラピー、モンテッソーリ子育てアドバイザー、児童心理学、こども•おとな哲学対話ファシリテーターなどの資格を取得したのち、茅スタジオの哲学対話に参加しはじめる。世の中の子育てをもっと楽に楽しく、幸せにすることが目標。
当日の流れ
ごあいさつの後、お名前をかいたシールをお洋服にはっていただきます。保護者の方はここでいったんお部屋から出て自由に過ごしていただきます。
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アイスブレイク(簡単なゲーム)をし緊張をほぐします。
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アイスブレイクを通して、じゆうな対話につなげていきます。
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さいごのゲーム!
こども達もとっても楽しみな、さいごのゲーム。
今日はなにをするんだろう?
コップタワーなどみんなで協力しあってひとつのものをつくる感覚を育むゲームなど、こども達の目にみえない能力の発達に自然とつながるゲームを行なっています。どうしてこのゲームを選んだの?という意図については、ぜひファシリテータのみうくに声をかけて聞いてみてください!
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保護者の方のお迎え
さようならのご挨拶をして、帰宅します。
当日について
・親御さん方がいらっしゃらない状況の方がこどもが意識せずにお話できる傾向があるため、可能な限り大人の方は別の場所で待機していていただければと思っています。
・お子様を残していくのが不安だという方はお気軽にご相談ください。
・スタジオ内は常時、頻繁な換気を行います。
・その他、ご質問がございましたらこちらからお気軽にお問い合わせください。
こども哲学について。
こども哲学は、ニューヨーク市にあるコロンビア大学哲学科の教授だったマシュー・リップマンらが、1960年代末哲学的概念や要素を盛り込んだ自作のオリジナル小説を教材にしてこどもたちと哲学対話を行なったのがはじまりとされています。
哲学対話には「思考力教育」「市民性教育」「コミュニティ形成」 など様々な意義がありますが、ここでは参加したこどもたちが、一つの「問い」をめぐって 考えたこと・感じたことを述べあい、聞きあうことで、 考えを深め、お互いを理解できるようになること。そのための技術と、姿勢を身につけること。 このことをこども哲学の目的と定めています。
「Studying Philosophy(哲学を勉強する)」ではなく、「Doing Philosophy(哲学する)」。日々の暮らしや、今日の園や学校の中で思っていることを 「そもそも、これってこうなんじゃないかな」と ポロッと言ってみる。みんながどう思っているのか、一緒に考える。 これがひいてはこどもの生きる力になっていくと考えています。*1
*1 NPO法人 こども哲学 おとな哲学アーダコーダ(2019).『こども哲学ハンドブック』. アルパカ合同会社.
主催 茅スタジオ
Illustration and photo ©︎Ayaco Nakamura