茅スタジオからのご案内
性に向きあうことは、いのちについてを考えること。
うやむやにするのではなく、かんがえ、話しあえる土台をつくるため、
お父さん、お母さん、こどもたち、みんなに向けた講座です。
日時
2024年5月19日 (日)
前半: 13:00〜14:00ごろ
*5/15追記:前半は満席となりました!これから先はキャンセル待ちとなります。
後半はまだ空きございます。難しいお年頃ですが、がんばって連れてきてくださいませ!
幼少期むけのお話: 5, 6歳(年中)頃から、8歳(小3)頃のお子さま
【お話内容例】
・自分たちの体について
・男の子と女の子の体の違い
・こどもが生まれてくる仕組みについて
・出産について
・自分たちの体をだいじにすることについて
中盤: 14:10〜15:10ごろ
大人むけのお話+ミニ質問会: ご両親/保護者に向けたお話をします。
*お子様も同席して聞くこともできますが、保護者の方が集中して聞くことができるようにこども達との遊びが得意なお姉さんがひとり待機してくれる予定です。保護者の方はできる限りこの時間お話に集中することができるようにします。
*小さなお子様と一緒に来られている保護者の方は、この中盤の部が終わったタイミングで帰宅することができます。
後半: 15:20〜16:20ごろ
高学年むけのお話+ミニ質問会: 9歳(小4)頃から、12歳(小6)頃のお子さま
【お話内容例】
・自分たちの体について
・射精と月経について
・体の変化について
・生殖的な機能について
・「生まれてきた子ども」だった自分が「生む性」になることについて
・AVや過激な映像・動画について
・人を、自分を大事にすることについて
*上記はお話の例です。たとえばこのような話がされるよというイメージをつかんでいただければ幸いです。当日ご参加いただくメンバーによって、内容は多少変更されます。
おまけの質問タイム: 16:30〜17:00ごろ
保護者やこどもからの質問を受け付ける時間です。
残っていられる方はぜひご参加ください。
前半組、後半組、どちらの方もご参加いただけます。
対象
・5, 6歳ごろ〜12歳ごろまでのお子様
・ご両親/保護者
*性教育のお子様向けの話にご両親/保護者が同席することは、大人にとってもとても大事なことだと考えています。ご都合のつく方はぜひ、お子さまと共に、お父さん、お母さんなど保護者の方も一緒に受けていただけると嬉しいです。
参加費
ご家族単位のチケットです。どちらか一方の親御さんだけご参加いただく場合も同様の料金になります。
① とおし券
*おとな2名+こども2名でのご参加
5,000円(税込)
*5/15追記:前半は満席となりました!前半についてはこれから先はキャンセル待ちとなります。後半はまだ空きがございます。
例)
・おとな2名+高学年のこども1名+低学年のこども1名で前半〜後半全てに参加
・おとな2名+低学年のこども2名で前半のみの参加
・おとな2名+高学年のこども2名で後半のみの参加
②どちらか券
*おとな2名+こども1名でのご参加
(前半〜中盤/中盤〜後半のどちらかのみご参加の方用のチケットです)
3,500円(税込)
*5/15追記:前半は満席となりました!前半についてはこれから先はキャンセル待ちとなります。後半はまだ空きがございます。
例)
・おとな2名+高学年のこども1名
・おとな2名+低学年のこども1名
③ その他
● こども3名以上で参加されたい場合は別料金となりますので、ご連絡ください。
● ピンチ!ひとり親家庭や、ご事情のある方は個別にご相談ください。金額を考慮いたします。
予約
必要項目をご記入のうえ、下記メールにご連絡ください。
ご記入いただきたい項目:
・申し込みされた方のお名前
・参加されるお子様のお名前・年齢
・大人、子どもそれぞれの参加人数
・連絡先(電話番号)
・お住まいの地域
・駐車場のご利用希望の方はその旨ご記入ください*。
*スタジオの駐車場は2台ございます。満車の際は近隣の駐車場をご利用いただきますようお願いいたします。
当日についてと持ち物
● 「前半の部」は幼少期向けのお話、「中盤の部」は大人向けのお話、「後半の部」は小学校高学年向けのお話をします。
●すべてを通しで参加することも可能です。その際、大きなお子様がひとりで帰ることが可能な方は、下のお子様と保護者の方のみ中盤の後に帰ることもできます。
● 「前半の部」や「後半の部」はこどもたちに向けたお話ですが、保護者の方もぜひ同席して一緒にお聞きください。
● お子さま用のお茶か水などの飲み物を水筒に入れてご持参ください。
● 大人向けの「中盤の部」は、お子さまが一緒に聞いていたいという場合は同席していただいてOKですが、飽きてしまったお子さまのために音の出ないおもちゃや本、遊びなどをご用意いただけると助かります。スタジオ側でも遊べるものをいくつかご用意する予定です*。
*おとな向け性教育講座の時間中、保護者の方が子どもにつきっきりにならずに講座を聞けるよう、遊び相手が得意なお姉さんに待機してもらう予定です。
「こどもとおとなの性教育」を受けていただいた方のご感想
● 両親ともに一緒に受講できるのはとてもすてきだと思いました。
●「性教育は人権の一部」という観点でお話いただいたのが個人的に理解しやすく、良かったです。初めてこういう講座を受け、継続していくこと、家族の中で話しやすくしておくことが大事だと思いました(公的な教育にもっと取り込んでほしいですね…)。
● 親とこどもの関係性は普段からの会話などを含め、良い関係でありたいと思いました。(性の話をしていくためにも)こどもの話を良く聞いてあげることが大事だと感じました。
● こどもと一緒に受けることで、家へ帰ってからの会話ができそうで帰ってから楽しみです。帰ってからぜひ夫にも伝えたいです。これから家族で話すきっかけになってよかったです。
● 親子で受けられて、こども達の面倒を見てもらえるのは大変ありがたいです。助かりました。性のことは伝え方が勉強になりました「ふつうのこと」として触れていけたらいいのかなと思っています。学校での性教育が私たちの頃のままというのは本当に気になるところです…。なんとかできないかな、と思いつつ…。
● ぜひ主人にも聞いてほしいなと思いました。
● いかに普段、というか私たちの世代が無関心で来てしまったかということに気付かされました。面白かったです。ひきつづき経過を見ていきたいと思います。お話が聞きやすく、こども達も飽きずに聞いていたのが印象的でした。
お話をうかがう人
土屋 麻由美(つちや まゆみ)さん
麻の実助産所 助産師
大学病院、助産院勤務を経て1997年出張専門の助産師として開業。自宅出産に関わる中、小さな時からの性教育の大切さを感じ、地域で性教育講座を開催している。
認定NPO法人ピッコラーレ副代表。にんしんSOS相談窓口の運営、相談員としても活動中。二男一女の母。現在練馬区で開業。
麻の実助産所HP: https://asanomi-jyosanjyo.com/
土屋さんからのメッセージ
「助産師として、いろいろな方の妊娠やお産、そして子育てに関わってきました。
その中で、子どもに聞かれた時にからだや性についてどのくらいまで伝えてよいのか、またどのように話したら良いのか分からない人など、性の知識は、おとなでも、わからないままに何となく生きてきてしまっているという方は意外と多いのではないかなと思います。
自分の心とからだをどうしたら大切にできるのか、自分はどうやって生まれてきたのか。人とのつながり、性行為、妊娠、出産などをどうしたいのか。性の知識は生きている人すべてに大切なことです。そして、「もしも知っていたら…」「学校で教えてくれていたら…」「どこに相談したらよいか、わかっていれば…」と思う人が少しでも減るように、考える場があってよかったなと思っていただけるように、いろいろな講座をさせていただいています。」
場所
読みもの
昨年の「こどもとおとなの性教育」イベントレポートはこちらから。
聞きもの
昨年FM西東京842にお呼びいただき、企画の茶畑が出演した際、性教育イベントについてもお話したのでよろしければぜひお聞きください。
音源はこちらから:https://youtu.be/CQo3laQCYzQ(11分20秒ごろから性教育についてお話しています)
Sex education for children and their parents/guardians
Instructor: Mayumi Tsuchiya (Asanomi maternity home)
illustration : Ayaco Nakamura
Planning: Yuka Chabata
Supporter: Access Co., Ltd.